語り舞16thライブ 焦がれ焦がれて...

2025.11.23(日) 竹翠亭

 青空に映える紅葉、落葉もちらほら見られる穏やかな日和となり、お着物でお出かけくださったお客様も大勢いて、華やかな客席となりました。お出かけくださった皆様、ありがとうございました。
 12時と14時45分からの2回公演でしたが、晩秋は陽の傾きが早く、夕方は自然の光の明暗がある舞台でした。物語の進行とマッチしている部分もあったのでは…などと、公演後の映像を見て感じております。
 こうした自然背景での公演は時期と時間帯も、とても大切ですね。

 地唄舞「名護屋帯」そして、語り舞「朧月夜」、ともに焦がれる思いを深く描く作品であるのですが、心情の深さを表現することの難しさもまた感じる公演となりました。

 野村云山さんには、「竹の世界」と題して、尺八の魅力をお届けいただき、お客様も興味深く聴き入っていらっしゃいました。

「名護屋帯」 「朧月夜」の写真とアンケートの一部をご紹介致します。

アンケートの中より

  • 地唄舞のストーリーが明確で、すんなり舞の世界に入った
  • 日本間の舞台は、舞のエネルギーをちかくに感じられて好み
  • 源氏物語を20年かかって2回目を読み終えた。公演観て色々思い出された
  • 朧月夜は情景が浮かび上がり、心情がよく伝わった
  • 後ろ姿が印象的

貴重なご感想やご意見をありがとうございました。

 

源氏女人抄 朧月夜

源氏女人抄 朧月夜

源氏女人抄 朧月夜