今回、6月15日に開催される第57回出雲蓉の会に、出演させていただくこととなりました。
出雲蓉師の舞台を見て、憧れを抱き弟子となり、四半世紀以上の時が経ちました。
その背中は、未だ遠いのですが、あなたにしかできない世界を…とのお言葉をいただき、語り舞の公演を続けています。
今回は、出雲蓉師の公演で、語り舞を披露させていただくこととなりました。
今回の公演に向けて、さらに舞と語りの融合を目指して蓉師にお稽古をつけていただいています。
期待と不安と緊張でいっぱいですが、精一杯務めさせていただきたいと思います。
公演を終えて・・・
第57回出雲蓉の会、梅雨時の開催で、天気を心配しましたが、朝方までの大雨も上がり、公演始まるころには日も差してきました。お客様には、大変蒸し暑い中をご覧いただきました。
都会に佇む能舞台は、劇場とは違う気が流れ、蓉師の舞姿は格別でした。
私は、緊張と不安の中、只々無心で舞台に立たせていただきました。
これまでの作品から、とてもシンプルな形に生まれ変わったように思います。
またこれから、他の作品も丁寧に向き合っていきたいと思います。