気まずいアドバイス。
太極拳教室でのこと。
先生が生徒に手のあげ方についてアドバイスをした。
「左肩あがってますよ」
なんでもないようなアドバイス。
しかし、ある一言からまわりの雰囲気は一変。
「○○先生は足をうまくあげるには、左手を高くあげるといいって言ってたんですが・・・」
しばらくまわりはシーンとして先生に注目。
「ここは私の教室ですよ」
この一言に生徒たちの緊張が走る。
もうこれ以上いっちゃだめ。
どうみても言えば言う程深みにはまる・・・。
なのにその生徒さんは、
「ほんとに足あげやすいんです」
あ〜あ。いっちゃった。
先生は冷静な顔してるけど、ご立腹だろうね。
「太極拳は足をあげれればいいわけじゃないですよ」
これは大事な事だと思う。
弓道でいうと、的に当てればいいという考え方と同じ。
それでも生徒さんは納得がいかない様子。
「でも・・・」
先生は
「好きにしなさい。あなたはあなたの道をいきなさい」
そう言って通常の指導に戻った。
教える側、教えられる側。
素直に受け入れるべきか、疑問は納得いくまでぶつけるべきか。
先生いわく、姿勢をくずしてでも、足をうまくあげたい。
そう思う事は、すでに欲の世界だそうです。
きれいな姿勢で、足をあげるにはどうしたらよいか。
それは、ひごろの鍛錬だそうです。
すぐにあげれなくてもいいんです。
太極拳はそれが目的ではないのですから。
先生の言葉に奥深さを感じました。
ひとつひとつ丁寧に太極拳を覚えていきたいですね。
コメント
極めるって難しいですね。
何かにつけて極めたことが一度もない私。。。
とびつきは良いのですが続かないです。
スキーもゴルフもバドミントンも。。。
おいしいものめぐりは何年でもいけるのに。
投稿者: 飲茶 | 2008年10月15日 16:31
ほんと難しいですね。
極めたいと思いながら、
ついついめんどくさくなってしまう。
波がありますね・・・。
太極拳は続けていきたいのですが、
いつまで続くやら・・・。
おいしいものめぐりは確かに続きます!!
投稿者: pinkpanda | 2008年10月16日 17:57